事例紹介

東北学院榴ケ岡高等学校様

概要

■ アクティブ・ラーニングの実現

2008年1月に厚生労働省より「IT新改革戦略」が策定され、IT新改革戦略の中で「人材育成・教育」がIT基盤整備のための施策の一つとして位置づけられた。具体的内容として、

  • ① 「学校のICT環境の整備」
  • ② 「教員のICT指導力の向上」
  • ③ 「校務のICT化推進」
  • ④ 「情報モラル教育の推進」

などが示されている。

こうした社会背景の中で教育におけるICT活用の意義として、「現代のICT化社会へ対応する力を養う」、「多様な学習方法による教育の質の向上させる」、「情報社会における情報モラル教育」等があげられる。その為、教員主導の受動的授業から生徒主体の能動的授業、いわゆるアクティブ・ラーニングを実現するツールであるべきとしています。

インテックソリューションパワーは東北学院榴ケ岡高等学校様のCAI環境構築に伴い、これまでの課題を解決し、アクティブ・ラーニングを実現する環境構築をご提案しました。

課題

■ アクティブ・ラーニング実現ツールの不足

これまでのパソコン教室では生徒1人に1台のパソコンを割り当てて課題や写真、図面、動画等を配布し、主に「読む」「聞く」「見る」等といった受動的授業展開で進めてきた。 しかし、今後の学校教育には、2020年度からの次期学習指導要綱における「生徒が課題に対して主体的・協働的に学ぶアクティブ・ラーニングの充実」が求められてる。つまり、能動的授業展開(アクティブ・ラーニング)を充実させるためのICT環境構築が急務でした。

■ デジタル環境への対応

デジタル配信技術のニーズや利用が浸透していく中で、これまでのアナログモニターやVGA配線環境ではアナログ画質での表示や配信にしか対応しておらず、高精細な画像・音声などを利用した多様的で効果的な学習に対応する必要がありました。

■ 安定した管理環境

これまでの環境ではクライアント起動が遅い、一部OS機能が使用出来なくなる等の不具合が発生しておりスムーズな授業開始や進行の妨げとなる問題が散見していました。また、40台以上のパソコンを管理していく中で機器の故障対応やメンテンスが必須となり、これらの問題から授業進行やOS、アップデート管理等で大きな負担が発生していました。

課題解決につながるご提案

課題解決の為にインテックソリューションパワーは授業支援システムやパソコン管理システムを国内の大学や高校等への導入実績が多いチエル株式会社、株式会社ワッセイ・ソフトウェア・テクノロジーと協同して東北学院榴ケ岡高等学校様へ以下のご提案をしました。

アクティブ・ラーニングのサポートツールとして授業支援システム「CaLabo LX」

デジタル環境への対応ツールとしてデジタル映像配信システム「S300-HD」

パソコン管理負担を軽減する管理システム「 Phantosys5LV 」

■ 能動的授業展開をする為に「 CaLabo LX」

CaLabo LXは、高校・大学を中心として、国内トップクラスの導入実績を誇るフルデジタルCALLシステム「CaLabo EX」の使いやすいインターフェースを継承したパソコン教室向けの授業支援システムです。

授業支援システムとしての基本的な動作である学生パソコン画面のモニタリングや操作ロック、パソコン電源の一斉管理やファイルの配布・回収・提出などのPC教室で必要とされる機能を搭載し、先生と生徒同士での動画・画像の送受信やコミュニケーション、グループワーク機能といった能動的授業展開(アクティブ・ラーニング)に必要不可欠な機能も充実しております。多数の導入校のご要望を取り入れた直観的なインターフェースは誰にでも簡単に操作を行うことができます。また、専用タブレットによるリモート管理機能を搭載し先生が操作端末に張り付く必要もなく生徒との距離を近づける学習ツールとなっております。

アクティブ・ラーニングを実施する上でこれらのツールを使えばすぐに結果が見えるものではないが充実した機能と使いやすいインタフェースにより能動的授業展開(アクティブ・ラーニング)の強力なサポートが可能となりました。

能動的授業展開をする為に「 CaLabo LX」

■ デジタル配信の為に「 S300-HD」

フルハイビジョンに対応したデジタル映像配信システム「S300-HD」はパソコン教室において、AV機器や教員PCの映像・音声を転送するデジタル画像転送システムです。

主な特徴

  • ① デジタル配信のためフルHD(1080p 1920×1080)の高画質配信が可能

  • ② 著作権保護技術のHDCPに対応しており、安心・安全な配信を実現

  • ③ 専用ハードウェア配信のためOSに依存せず、遅延の無い完全リアルタイム配信が可能

  • ④ 転送ブランチユニット間はCAT5eケーブルで接続でき、構築がスムーズ

  • ⑤ 専用タッチパネルの操作ボタンの表示は変更可能で、学校の環境に合わせた運用が可能

これらの特徴により高精細な映像・音声を駆使した効果的な教育を簡単な操作で実現することが可能となりました。

デジタル配信の為に「 S300-HD」

■ 管理負担の軽減に「 Phantosys5LV 」

シンクライアント方式による管理システム「 Phantosys5LV 」を導入する事により以下のメリットがあります。

  • ① 共通のイメージからPCが起動するので、更新作業は1台のみでOKです

  • ② 授業に合わせた起動イメージやOS(Windows/Linux)を簡単に切り替えられます

  • ③ イメージ更新後もリストア作業が不要、すぐに新しいイメージから起動できます

  • ④ PC交換後もリストア作業が不要なので、すぐに復旧できます

  • ⑤ ローカルディスクにデータを残さないので、PC盗難時も情報漏洩がありません

これらのメリットにより先生の管理負担の軽減を実現することが可能となりました。

管理負担の軽減に「 Phantosys5LV 」

お客さまの声

今回の環境構築としては、CAI教室のパソコンのシンクライアント化と授業支援システムの導入です。 高等学校のCAI教室ですので、授業ごとに別の生徒が使用するという点からシンクライアントは必須の技術でした。 OSの起動時間も速いために違和感なく使用できます。 また、授業支援では電源管理や生徒・教員・中間モニタやスクリーンへの出力切り替えがボタン一つでできるなど 授業準備そして授業中において効率的に作業が進められて非常に助かっています。現在は「情報科」と一部の科目でCAI教室を活用していますが、 様々な科目での活用が広がることを期待しています。

<東北学院榴ヶ岡高等学校様>

  • 1886(明治19)年創立 学校法人東北学院グループ。
  • 1972(昭和47)年4月に東北学院榴ヶ岡高等学校として現在地(当時泉市市名坂)に移転。
  • 全校生徒(895名),全教職員(56名) *2017.5.1現在

最後に

東北学院榴ケ岡高等学校様においては今回のご提案後も各教室への電子黒板の導入、全館無線化、iPadやApple TVを導入する等、アクティブ・ラーニングの実現を目指して校長先生をはじめ各科の先生方が一体となって授業を進めていらっしゃいます。

インテックソリューションパワーでは学校様の特色、特徴、方針等を理解し、マルチベンダーとしての特色を活かした偏りのない、最適で快適なシステムをご提案致します。授業支援や校務、学務といった各種ICT化をご検討の際には、ぜひ当社へご相談願います。

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